[科研費]松田嘉子アラブ音楽研究プロジェクト 公開講座のお知らせ

共通教育・松田嘉子教授が、「科学研究費助成事業」の研究成果展として八王子キャンパスで公開講座を開催します。

「マカームとラーガ2」~即興演奏の技法~

日時:2017年12月2日(土)
   15:30開場 16:00開演 17:30終演
場所:多摩美術大学八王子キャンパス レクチャーAホール
参加費:入場無料
定員:先着250名(申し込み不要)
お問い合わせ先:多摩美術大学研究支援部 Tel. 042-679-5666

※本公演は(独)日本学術振興会科学研究費助成事業の助成を受けたものです。
研究代表者:松田 嘉子/研究種目:基盤研究(C)/研究課題番号:17K02291/研究課題:アラブ古典音楽のタクスィーム(即興演奏)におけるマカーム(旋法)の構造

演奏会概要

インブロヴィゼーション(即興演奏)とは何か?世界の音楽理論における主要な二つの即興演奏の技法、アラブ古典音楽の「タクスィーム」、そしてインド古典音楽の「アーラーブ」。これらを実演比較しながら、その真髄を探るレクチャーコンサート。

出演者プロフィール

松田嘉子(Yoshiko Matsuda)
ウード奏者、多摩美術大学教授。チュニス国立高等音楽院教授アリ・スリティにウード奏法を師事。アラブ古典音楽グループ「ル・クラブ・バシュラフ」メンバー。2002 年エジプト・カイロオペラハウス・アラブ音楽祭、2005年ナスィール・シャンマ主宰アラブ・ウードハウス・コンサート(カイロ、アレキサンドリア)、2014年ラシディーア伝統音楽研究所「タルニメット」音楽祭、2016年「バルドー博物館の夜」音楽祭(チュニジア)などに出演。共著に『中東世界の音楽文化~うまれかわる伝統』(スタイルノート)他。アラブ音楽作曲作品に「サマイ・サバ」等。

竹間ジュン(June Chikuma)
ナイ、リク奏者、作曲家。チュニス国立高等音楽院教授スラーフ・マナーにナイ奏法、同教授アリ・スリティにウード 奏法を師事。エジプトのリク奏者ハイサム・ファルガリーにリク奏法を師事。アラブ古典音楽グループ「ル・クラブ・ バシュラフ」主宰。2002 年フランス・アラブ世界研究所第3回音楽祭、2004年チュニジア・第22回メディナフェスティバル、2005年第23回同フェスティバルに連続招聘出演。2009年バーレーン公演(マナマ)、2011年にエジプト 公演(サアド・ザグルール文化センター、カイロ)などに出演。国士舘大学非常勤講師。

子安菜穂(Nao Koyasu)
歌手、ダルブッカ奏者。チュニス国立コンセルヴァトワール教授ハリッド・ベッサにアラブ歌唱法を師事。アラブ古典音楽グループ「ル・クラブ・バシュラフ」メンバー。2010年チュニジア公演(ナブール地中海芸術協会設立記念コンサート)、2012年にエジプト公演(サアド・ザグルール文化センター、カイロ)を行う。またラシディーヤ・チュニジア伝統音楽研究所(2013年チュニジア)などに出演。2014年にアラビア語圏の各国で絶大な人気を誇るMBC TVグループのオーディション番組「アラブアイドル」に初の日本人として参加し、話題を呼ぶ。

小日向英俊(Hidetoshi Kobinata)
シタール奏者。1980年国立音楽大学楽理科卒、1987年インド国立バナーラス・ヒンドゥー大学大学院(音楽学専攻)修了(M. Phil.)。1977年よりスシュマ・オマタ、1982年よりクリシュナー・チャクラヴァルティの各氏にシタールを師事。現在、青山学院大学、国立音楽大学、洗足学園音楽大学、東京音楽大学講師。大学で世界音楽を講じる傍ら、シタール演奏、執筆などを行う。1993年よりインド音楽演奏グループバナーラス・ミュージック・サークルを主催。2005年、ソロ・アルバム「月明かりの下で Under the Moonlight」をリリース。

逆瀬川健治(Kenji Sakasegawa)
タブラ奏者。1978年より85年まで、タブラの巨匠、パンディット・マハプルシュ・ミシュラ氏に師事。タブラの奏法と北インド古典音楽のターラ理論(リズム理論)の基礎を学ぶ。1981年帰国後、タブラ奏者として、北インド古典音楽をはじめ、いろいろなジャンルの音楽家、舞踊家、アーティストとの共演を続行。音楽大学など教育機関でのレクチャー、タブラクラスでは後進の指導も行う。2001年初めてのリーダーアルバム「にぎみたま」を発表。