お知らせ一覧へ戻る

卒業生が第27回タカシマヤ美術賞を受賞


02年大学院クラフトデザイン修了の留守玲さんが、公益信託タカシマヤ文化基金が主催する「第27回タカシマヤ美術賞」を受賞し、贈呈式が1月23日(月)に行われました。
金工において、熔接・熔断を用いた独自の手法と、金属(鉄)ならではの<錆びる>という特徴を取り込んだ<サビ(寂)>の美意識が高く評価されての受賞となりました。

同基金は、有能な作家の発掘・支援と豊かな芸術文化の創造をめざし、新鋭作家個人および美術文化の発展に寄与した団体への助成を趣旨として1990年に設立。毎年「タカシマヤ美術賞」として作家個人には200万円が贈呈されています。

第27回(2016年度)タカシマヤ文化基金受賞決定
https://www.takashimaya.co.jp/base/corp/topics/161213.pdf

 

なお、留守さんは菊池寛実記念 智美術館で現在開催中の「第2回菊池寛実賞 工芸の現在」展(3月20日(月・祝)まで)において、菊池寛実賞を受賞しています。

「第2回菊池寛実賞 工芸の現在」展
http://www.musee-tomo.or.jp/exhibition.html

留守玲「蟻や花か」2016年
留守玲「蒼のあいづち」2016年