2011年度 春期講座

講座番号
1118

『源氏物語』を読み解く―物語と絵巻から、いにしえの都に想いを馳せて

千年を経て人々に語り継がれてきた『源氏物語』。時とともに、さまざまな解釈や視点が幾重にも物語を彩り、今なお私たちを魅了し続けています。この講座では、『源氏物語』の魅力の本質を「物語」の原文と現代語訳で堪能するとともに、「絵巻」を鑑賞しながら多角的に読み解きます。

講座内容

第1~3回 「『源氏物語』の面白さ―原典と謹訳」(林望)
物語の背景と読みどころ/原文講読と現代語訳の朗読

第3~5回 「国宝《源氏物語絵巻》の全容と課題」(渡川直樹)
源氏物語絵巻の成立と伝来/絵巻で読む『源氏物語』

※第3回(6/29)は、前半は林、後半は渡川による講義となります。

開講日 2011年6月15日~7月13日の水曜日 全5回
時間 14時00分~15時30分
(第3回のみ14時00分~17時00分)
場所 上野毛キャンパス
受講料 1万800円
定員 30名
申し込み締切 5月25日必着
講師 林望[作家、国文学者。現在、『源氏物語』の現代語訳『謹訳源氏物語』の執筆に取り組む]
渡川直樹[五島美術館学芸課長。専門は日本美術史。国宝《源氏物語絵巻》を研究]