2012年度 秋冬期講座

講座番号
9111

自由に描こう、自由につくろう

多くの時間を作品と過ごしていただく。それが、何かを見つけることに有効だから」—そんな思いからアトリエを開放します。また、ともに考えるために、月に数回、相談員が制作上の相談にのります。

講座内容

◎夏期・冬期のみ、特別に開放時間が長くなります。
◎平面(30号以下)、立体(事前に要問い合わせ)の制作が可能です。

開放日時

※通年開講講座のため、常時お申し込みを受け付けています。夏~冬期のスケジュールは下記の通りです。

【夏期】
2012年7月24日(火)~26日(木)、8月7日(火)~9日(木)、21日(火)~23日(木)、28日(火)~30日(木)
10時00分~17時00分

【秋期】
9月18日~12月6日のうちの火・木・土曜日(9月22日、10月30日~11月6日、24日除く)
火・木18時30分~21時00分、土9時30分~12時00分

【冬期】
2013年1月9日~3月23日のうちの水・金・土曜日(1月25日、26日、2月8日、9日、22日~3月20日除く)
水13時00分~20時00分、金・土13時00分~17時00分

場所 上野毛キャンパス
受講料 回数券制(1年間有効)15回分1万円5000円/7回分8000円
相談員 海老塚耕一[美術家、本学教授。素敵なあそびとしての美術の楽しさを、制作と理論から探る]
田中康夫[画家、本学教授。ミクストメディアによる表現を用い、深層構造の可能性を探る]
鶴見雅夫[画家、本学名誉教授。抽象画を中心に制作。色彩との対話のなかで表現を模索する]
中野嘉之[画家、本学教授。中国等を巡り、墨と和紙を研究。自然の現象をテーマに描く]
萩原朔美[映像作家、本学教授。演劇、文章、実験映画、写真、版画など、表現の発見を繰り返す]
宮いつき[画家、本学教授。日本画の画材を自由に駆使し、コラージュや立体等にも挑戦]
渡辺達正[版画家、本学教授。銅版画の幅広い技法を指導し、自身もさまざまな技法で制作]

オープンアトリエ2講座 お申し込み上のご注意

※通年開講講座ですが、曜日・時間はシーズンによって変わります。
※各日の受講は予約制です。
※各自の材料・道具は、ご用意いただきます。
※お申し込み後、詳細を記載した「受講のご案内」をお送りいたします。内容をご確認の上、受講するか否かを決定していただいて結構です。
※受講を希望される方は全員登録できます。
※現在受講されている方は、新たなお申し込みは必要ありません。

講座レポート 「自由に描こう、自由につくろう」

11sp08_atelier.jpgのサムネール画像「自由に描こう、自由につくろう」講座では、年間を通して、受講生それぞれが作品と向かい合い、自由に制作を続けることができるアトリエを開放しています。

アトリエでは常時、制作途中の数多くのキャンバスや立体作品が並んでいます。その作品は日々刻々と変化していき、新たな色彩やかたちを生み出しています。また「次は作品のどこに手を加えるか」「どの展覧会を見に行ったほうがよいか」など、受講生同士でさまざまな眼差しを交流させ、時には本学教員である相談員と意見を交えることも日常的な光景となっています。

制作に終わりはありません。何かを見つけ出すために、迷い、もがき、時には仲間とさまざまな言葉を交わし、新たな風を入れながらも、最後は内なる世界に耳を傾ける。そんな考え続ける日々のなかから、ここでは常に新しい表現が生まれています。あなたも自分の心に耳を傾けながら、描き、つくり続けてみませんか。