2012年度 春期講座

講座番号
1120

現代文学を読む―柳田國男と折口信夫の視点から

本講座は初日前日までお申し込みを受け付けております。

三島由紀夫、大江健三郎、村上春樹と続く世界的な文学の担い手たちは、常に生と死の境界に紡がれる物語に注目し、そのような物語を書いてきました。その起源には、柳田國男と折口信夫の民俗学が存在しています。日本文化の根底にある思想から文学を読み解いてみませんか。

講座内容

第1回 柳田と折口―異界論と他界論の交点
第2回 三島から大江へ―『豊饒の海』と神話的世界
第3回 大江から村上へ―2つの「1Q84」

開講日 2012年5月16日、30日、6月13日の水曜日 全3回
時間 14時00分~15時30分
場所 上野毛キャンパス
受講料 5400円
定員 30名
申し込み締切 4月21日必着
講師 安藤礼二[文芸評論家、本学准教授。著書に『たそがれの国』『場所と産霊(ムスビ)』他]